「高校球児の命」より「夏の甲子園」が優先されていいのか…いますぐ高野連が取り組むべき3つの問題
今日の大甲子園「高校球児の命」より「夏の甲子園」が優先されていいのか…いますぐ高野連が取り組むべき3つの問題
5月3日、太宰府高校(福岡県)の野球部員が練習試合中に相手の打球を胸に受け死亡した。
スポーツライターの広尾晃さんは「いまの高校野球はケガや事故が起きやすい状態になっており、危険なスポーツといえる。高校球児の命と健康を守るためにも、高野連はすぐに対策を取るべきだ」という――。
なぜ福岡の高校球児は練習中に死亡したのか
5月3日、福岡県立太宰府高校(福岡県太宰府市)の野球部員が、久留米市で行われた他校との練習試合中に打球を受けて死亡するという痛ましい事故が起こった。
西部読売新聞朝刊(5月17日)によると、死亡した生徒は投手で、ピッチャーライナーを胸部に受けて倒れ、病院に搬送されたが助からなかったという。
対戦相手や細かい状況など事故の詳細は明らかにされていないが、筆者はいまの高校野球界において、命や健康に対する問題意識が薄れている象徴的な事故ではないかと思っている。
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