新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった2020年夏の甲子園大会。
その際に高校3年生だった元球児たちが、11月29日から3日間、甲子園球場など兵庫県内で大会を開催する。
当時、各都道府県で行われた独自大会の優勝校・上位校が入場行進や交流戦を実施。6月7日からクラウドファンディング(CF)も始まった。
「あの夏を取り戻せプロジェクト」の発起人は武蔵野大学3年の大武優斗さん。
東京・城西高校野球部3年生の5月に大会中止が発表され、憧れの舞台へ続く道が閉ざされた。
「甲子園のために生きてきたと言っても過言ではない人生。何のために生きてきたのか、それまでの練習は無駄だったのではないかと思った」と振り返る。