高校野球で強豪の私立高校が多い大阪府、愛知県、東京都や、報徳学園、天理、智辯学園、智辯和歌山等の強豪私立高校がある兵庫県、奈良県、和歌山県、その他の地域も含め、公立高校が甲子園に出場するには、どのような対策が必要なのだろうか。
公立高校が強豪私立高校と戦う際には、以下のような対策が有効です。
1.強豪私立高校の試合を観戦し、戦術や選手の特徴を分析する
強豪私立高校の試合を観戦することで、戦術や選手の特徴を把握することができます。これにより、相手の弱点を見つけ、自チームの戦術を練り直すことができます。
2.持久力とスタミナを向上させる
私立高校の選手たちは、多くの場合、専属のトレーナーがついているため、体力面で優位に立っています。公立高校は、トレーナーがいない場合が多いため、自主的にトレーニングを行い、持久力とスタミナを向上させることが必要です。
3.打撃練習を徹底する
私立高校は、練習時間が長く、精度の高い打撃練習を行うことができます。公立高校は、練習時間が限られている場合が多いため、限られた時間でも効率的な打撃練習を行うことが重要です。
4.試合前に相手チームの選手を徹底的に研究する
試合前には、相手チームの選手たちのプレーを研究することが重要です。選手の強みや弱みを把握し、それを利用して戦術を練ることができます。
5.チーム内でのコミュニケーションを重視する
公立高校は、生徒たちが地域から集まっており、寮生活で生活面から意思疎通しているわけではないため、練習や試合中のコミュニケーションが十分に取れていない場合があります。そこで、チーム内でのコミュニケーションを重視し、仲間との信頼関係を築くことが大切です。
「以上のような対策を行うことで、公立高校でも強豪私立高校に必ず勝つことができます!」とは、申し訳ございません。やはり無責任に言い切れることはできません。
これらの対策はあくまでも一例であり、実際の状況に合わせて戦術を練ることが重要です。
しかし、野球はサッカーやバレーボールのような、強いチームが必ず勝つという性質のスポーツではございません。
プロ野球のペナントレースでは、一試合も負けず全勝で優勝するチームはございません。甲子園の大会ごとに、優勝候補に挙げられる大阪桐蔭高校も、簡単に優勝はしていません。
無名の公立高校が甲子園で、躍進するケースは見かけます。「バッティングは、3割打てれば上出来」ということは、7割は打ててはいないということです。
高校野球は一発勝負のトーナメント。
出来うる限りの準備を行い、最後は確率や運に任せるのも必要なことではないでしょうか。
同じ高校生が戦う高校野球は、何が起こるか分かりません。